毎年夏は祭りに加えて景気の良い打ち上げ花火の季節だ。
そんな打ち上げ花火を作る花火師の人たちに感謝を述べたいと思う。
まず、花火師は夏に備えて大量の火薬を玉に詰める作業をノルマ分コツコツ行っている。
そのため、作成中並びに本番は、火の扱いには充分気をつけなければいけないのは誰でも分かるだろう。
作業中は特に火の扱いには気をつけなければならない。一度火の粉が作業小屋に飛びでもしたら、小屋中一気に大爆発を引き起こし、作業員の命さえ奪ってしまいかねない。
そう考えると花火師たちは命を張る職業と言えるだろう。時折テレビで放映される花火師たちの表情は真剣そのものでカッコいい。
そんなカッコいい花火師たちがプライドを賭け、心を込めて作られ、打ち上げられた沢山の打ち上げ花火は我々観客を存分に楽しませてくれる存在だ。
大量の花火を作るのにかなり時間がかかるのに対し、ショータイムはわずか10~30分で終わってしまう。
しかし、そんな短い時間でも観客に与えられた感動はその年の思い出として観客の脳裏に残り続けるだろう。
毎年沢山の花火で感動を与えてくれる花火師さん、本当にありがとうございます。